■
ルンバ飼いたい
ClipOnly 太陽熱温水器に関するリンク
余談の1既存不適格な建築物の減築
まず、減築についての法的な位置づけは、下記のようになります。
- 「建築工事」の分類としては、原則どの工事にも該当しない。
- 「建築」→「新築」に該当しないのは自明
- 「建築」→「増築」に該当しないのは自明
- 「建築」→「改築」に該当しないのは、「従前と同様の用途・構 造・規模のものに建て替えること。」に該当しないため
- 「建築」→「移転」に該当しないのは自明
- 「大規模の修繕」に該当しないのは、「経年劣化した建築物の部分を、既存のものと概ね同じ位置に概ね同じ材 料、形状、寸法のものを用いて原状回復を図ることをいいます」のため。
- 「大規模の模様替え」に該当しないのは、「主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根又は階段)の一種以上を、過半 (1/2超)にわたり模様替えすることをいいます」に該当する場合。よって、『2階を撤去』や『建築面積半分』の場合は例外的に、こちらに該当する。
- 「築造・設置」に該当しないのは自明
http://www.mlit.go.jp/common/001064904.pdf
次に、「既存不適格建築物」の「大規模の修繕」「大規模の模様替え」を行う際の制約は、下記になります。
- 「すべて」について、現行法規の制約を受けない
- 確認申請を必要とする*1
http://www.mlit.go.jp/common/001064904.pdf
http://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000012/12116/6-1hyou.pdf
一方、「既存不適格建築物」の「(Not大規模)の修繕」「(Not大規模)の模様替え」を行う際の制約は、特になく、確認申請も必要ありません。
http://www.mlit.go.jp/common/001064904.pdf
一方、届出については、「建築物除却届」が必要になりますが、これは「工事を施工する者」が提出するようです。また、床面積80平方メートル以上の建築物の解体は建設リサイクル法の届出が必要になるようです。
http://www.zenkenren.or.jp/information/info_images/kenchikubutu_jokyo.pdf
実際のところ、ここからが本題。「固定資産税」を低減させるための具体的な方法です。
何もせずに労せず減額される理由はどこにもなく、行われません。
行政側はトリガーを必要としており、これは減築の伴う床面積の減少を「登記」することとなっているようです。*2
登記自体は10万円未満で行えるようですが、固定資産税の低減額と比べて、メリットのあるものでしょうか。
ここまで調べて、減築無駄だなーと、思った次第であります。
では、良いお年を。
焦り
お仕事の 売上が 先行き不透明になってきたので ひとまず検討リストを上げることにします
- 外壁
- 屋根
- 断熱材
- カーポート、物置
- 窓(済)、網戸と雨戸
- 屋外、屋内照明
- 冷暖房(済)、シーリングファンvsサーキュレーター
- キッチン
- バスユニット
- トイレ
- 洗面台
- 扉
- 収納部屋(ウォークインクローゼットや、シューズクローク、パントリー、押し入れなど)
- 掃除機との親和性
- バリアフリー設備
- 基礎工事
- 耐シロアリ検討(飛来するシロアリは蜘蛛が処理することもあるのよね)
- 間取り、家事導線、来客導線
- 電気、電話等の金物線の配線と、空調、水道の配管
- 床材
- 電気料金のプラン
- 軒の長さ、ウッドデッキや軒下物干し
- 西日対策
- エアコン室外機や、給湯器屋外ユニット等の置き場所
- 隣近所からの視線防御
- 給湯設備
- 調理用加熱設備(IHコンロかガスコンロか)
- コンセント配置
- サンルーム
- 太陽光発電と、ターゲット季節(角度)
- 発注業者(ハウスビルダーか地場工務店か)
- エアコン設置部屋と角度、個数
そして最後に、コストパフォーマンスの妥当性と。
今出てくるものがこれだけあっても、お仕事次第で没にもなり得る。
これも不景気が悪い。
簡単な問題 窓
今回は簡単な話題になります。
- 窓サッシ
種類 |
樹脂サッシ |
サッシの種類は事実上の樹脂サッシ一択しかありません。
アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシなどの粗悪品は選択肢には上がりませんし、木質サッシは趣味性が高く実用品ではないので除外。
- 窓ガラス
種類 | 特徴 |
Low-E遮熱ガラス | 太陽の熱線を防ぎます。西側には配置したい。東側は夏を重視するなら配置。 |
Low-E断熱ガラス | 太陽の熱線を防ぎません。断熱がメインです。最悪でも北側に。夏の日差しは庇で遮るため南にもこちらを使うべきらしい。東はご随意に。 |
トリプルガラス | 関東平野では現状オーバースペックと噂されます |
- 窓の種類・形状
種類 | 開閉方向 | 気密性 | 備考 |
横引き窓(引き違い窓) | 横方向スライド | × | 一般的な家屋の「窓」というと、これが多数派でしょうか。床まで窓が下りているものは「履き出し窓」とも言うらしい。 |
上げ下げ窓 | 縦方向スライド | 〇 | こちらは縦方向に動く窓。 |
滑り出し窓 | 窓枠の縦または横方向に、窓の片端がスライドする | 〇 | 片端が可動な開き窓や倒し窓といったところでしょうか |
内倒し窓・外倒し窓 | 窓枠の下側を軸に回転 | 〇 | 排煙窓で見ます |
開き窓(外開き窓) | 窓枠の横側を軸に回転 | 〇 | ドアと同じ構造ですね |
ルーバー窓(ジャロジー) | 複数の横長ガラスを縦方向に複数並べた倒し窓 | × | 形状から気密性が低そうに見える |
フィックス(はめ殺し)窓 | 不可 | 〇 | 動かないのだから、気密は最高。採光用ですから。 |
気密性を高めた家では滑り出し窓とか、開き窓、倒し窓、フィックス窓をメインとして、ピンポイントに引き違い窓を使うべきというのがわかりました。