間取り 第1回
初の客観的事実のみを扱う日が来ました。
本日のネタは間取り。の中のモジュールサイズです。
名称 | 寸法基準 |
尺モジュール | 1尺≒910mm |
メーターモジュール | 1m=1000mm |
以上、終わり。
ではなくて。
結局のところ、所詮は基準幅でしかないので、~しやすい、~なメリット、というのも相対的な話になります。
金を出して、木材を切り刻めばメーターモジュールでも1尺を作れるので、平屋建てvs3階建てのような不可変なことにはなりません。
とわいえ、お金は有限なわけで。
ここから主観。
標準幅のまま作った場合の比較をしてみます。
名称 | 尺モジュール | メーターモジュール |
寸法基準 | 1尺≒910mm | 1m=1000mm |
廊下幅 | 91cm単位 | 1m単位 |
和室適合性 | 〇 | × 余白が出る |
同一床面積における間取り自由度 | 〇 | × |
同一間取りにおける空間の広さ | × | 〇 |
バリアフリー適合性 | × | 〇=廊下幅 |
サイズ以外はすべて表裏一体となる。
私基準だと、平屋建てを前提としているため、床面積よりも間取りを優先する都合もあり、差なし。という結論に至る。